A邸

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A邸

のどかな畑の中に建つ事務所併用住宅である。

クライアントの「生活のONとOFFを切り替えたい」というお話から、1Fのオフィスと2Fの住まい空間とを切り離して考えた。

この建物は、大きく3つのヴォリュームで構成される。

1Fのヴォリュームと、斜線制限をクリアするための床レベルの低い部分と高い部分の2つのブリュームである。これにより、天井高のゆったりとしたリビング・ダイニングを確保することができた。

西側のオフィスエントランスから、住宅のプライバシーを確保するため、西側ファサードは大きな開口を設けず、ガラススリットで採光をすることを試みた。このスリットからの光は時間により変化し、表情の異なるダイニング空間を演出する。

永峰麻衣子

所在地
埼玉県
用途
1F 事務所/2F 住居
敷地面積
265.00㎡
建築面積
159.40㎡
延床面積
253.01㎡
構造
鉄骨造 地上2階建
竣工年
2008年

 

毎日の暮らしでCo₂を減らすエコキュートのある家。

家族で楽しく食事をして、お風呂でのんびり過ごす。空気の熱でお湯を沸かすエコキュートなら特に意識しなくても、そんな毎日を送っているだけでCo₂を削減する「低酸素スタイル」が実現できます。

地球温暖化防止のために自分たちもできることがあれば。そう考えていても忙しい毎日、何か特別なことをするのは難しい。でも住んでいるだけでCo₂排出量を削減し、快適な「低酸素スタイル」の暮らしを実現できる家があったら?エコキュートを使ったオール電化住宅はその願いをかなえてくれる。
埼玉県の郊外に建つ〈上尾の家〉は事務所と自宅を兼ねた建物。双子の赤ちゃんを持つご夫婦は、昼間は1階の事務所でスタッフと忙しく働いている。もちろん、やんちゃざかりの赤ちゃんの世話も大変だ。そこで設計者の永峰麻衣子さんが提案したのがエコキュート。従来の燃焼式給湯器に比べ約30%の省エネルギー効果が期待でき、Co₂排出量も約50%削減できる。「ランニングコストも安いんです。また、貯湯タンクのお湯は、災害時に生活用水としても利用できます。」と永峰さんは言う。赤ちゃんがいる家庭には特に水が必要だから、それを確保できるのは安心だ。
施主も実際に光熱費が安くなったと感じている。
「以前、自宅と事務所を分けていたときの合計よりも面積は広くなっているのですが、オール電化に合った電気料金メニューと割引制度を利用したら、光熱費がずいぶん安くなりました。」
エアコンも設置しているが、冬は床暖房のおかげでほとんどエアコンは使わなかったそう。
「大きな窓ガラスが多いので寒くないか心配だったのですが、気密性が高いので暖かく過ごせました。窓が大きい分明るいのですが、軒が深いので日差しが柔らかくなるのもいいですね。」と施主は言う。
施主の希望でウォールナットのフローリングや苔の外壁など自然素材をたっぷりと使った家は、健康にもいいはず。特にエコを意識しなくても地球にやさしい家は住む人にも優しい家なのです。

 

△BRUTUS 2009/7